【S10 最高最終2132】お祈りグロスレヒレ 【最終12位】
【使用構築】
【構築経緯】
S9の時レートで当たったをパクった所、ジャラランガ以外の5体の使用感がよかったためこれらを固定して配分、技構成、取り巻きを考えていった。最初は耐久に振って混乱実を持たせたランドロスやカプ・レヒレを使用していたが、構築を回していくうちにサイクルをできるだけせずに速攻で崩していく方が強いと思ったのでその方針で構築を考えていった。この5体ではメガリザードンY、ゲッコウガ、ウルガモスに隙をみせがちなので最後の枠にそれらに強めな厚い脂肪自爆Zカビゴンを採用した。この枠はスカーフアーゴヨンやヒコウZギャラドスなども試したが最終的にカビゴンに落ち着いた。
構築名はお祈りしながら命中不安技を連打していたこと、釣り出しや交代読みを多用したことから。
【コンセプト】
数的有利をとってミミッキュ、メタグロスのバレットパンチで詰める。
【個別紹介】
性格:いじっぱり
特性:クリアボディ→かたいツメ
実数値:173(140)-211(212↑)-171(4)- × -145(116)-135(36)
技構成:思念の頭突き アームハンマー じだんだ バレットパンチ
A:H191(244)-B156(252↑) ポリゴン2をアームハンマー2発で67.1%
H131(4)-B100 ミミッキュをバレットパンチで81.2%
HB:A156(252↑) ミミッキュのシャドークローZを93.8%で耐える
HD:C222(252) メガゲンガーのシャドーボール確定耐え
C147(252) カプ・コケコのEF10万ボルトZを87.5%で耐える
Aをできるだけ確保しつつ特殊方面に行動保証を得られるようにしたHADメタグロス。重めのメガゲンガーやカプ・コケコを誘って倒せるのが強かった。(HS鬼火や催眠ゲンガーには勝てないが数が少なかった。)最初はじだんだ→アイアンヘッドだったが相手のギルガルドとメタグロスを削りたかったので地面打点を採用した。アイアンヘッドは"当てる前提なら"思念の頭突きでいい場面がほとんどなためアイアンヘッドを切った。ガルーラ、ゲッコウガ、ポリゴン2などにアームハンマーを打ってギルガルドが出てくるとそのままじだんだで倒せるのが強かった。あらゆる相手に思念の頭突きを打つため水タイプや炎タイプでメタグロスを受けてくる人には有利に試合を進められた。Sを削った弊害としてミミッキュに上から影打ちを打たれることだけはとても辛かった。
ヒートロトム@ホノオZ
性格:おくびょう
特性:ふゆう
実数値:131(44)- × -127-151(204)-128(4)-151(252↑)
技構成:オーバーヒート ボルトチェンジ めざめるパワー氷 どくどく
調整はこちらの記事を参考にした。ebikann.hatenablog.com
上記の記事の通りこのポケモンは等倍技を何発も受けれる耐久がないので、半減技に繰り出したり釣り出しを使って有利対面を作り上から動いて行動回数を稼げる臆病CSベースとした。鬼火を打ちたい機会が少ないため目覚めるパワー氷に変更した。重めな受けサイクルにはこのポケモンの行動回数をどれだけ稼げるかが重要になる。
カプ・レヒレ@こだわりメガネ
性格:ひかえめ
特性:ミストフィールド
実数値:159(108)- × -135-160(244↑)-150-125(156)
C:火力が足りないのでほぼ特化(Cを1下げても乱数が変わる相手が多分いない)
S:最速テッカグヤ抜き
この構築のMVP。水の通りがとても良かったため有利対面を作ると火力が無いと思って等倍で受けに来た相手に想定外の火力を押し付けることができる。有利対面ができた時は基本的に相手の裏だけを見て行動を決めていた。テッカグヤ、カプ・コケコ、メタグロス、ギルガルド、カミツルギなどが相手の構築にいるときはハイドロポンプを選択することが多かった。トリックは裏から誰が出てくるかをしっかり考えて打つようにしていた。キノガッサの上を取りたいため当初はCSで使っていたがあまりにも耐久がなかったため最速テッカグヤ抜き程度にまで抑えて耐久に振った。ミストフィールドによって欠伸展開を阻害できる他、メタグロスを安全に水ポケモンの熱湯に後投げできたり、ラス1ミミッキュが燃やされたり凍らされたりしないのが偉かった。
性格:いじっぱり
特性:化けの皮
実数値:131(4)-156(252)-100- × -125-148(252)
技構成:シャドークロー じゃれつく かげうち つるぎのまい
Zが余っていなかったのできあいのタスキを持たせたミミッキュ。Zとは違った強さがありとても使用感は良かった。ステルスロックを撒かれることが予想されるときでもあまり気にせず出していた。
ランドロス@フィラのみ
性格:わんぱく
特性:いかく
実数値:196(252)-166(4)-138(124↑)- × -101(4)-127(124)
技構成:じしん うちおとす ビルドアップ 身代わり
HB:いかくを入れた無振りテッカグヤのヘビーボンバーを身代わりが確定耐え
S:余り
シーズン終了3日前までは陽気スカーフランドロスを使用していたが、レートでこの技構成のポケモンに何度かボコボコにされて環境に刺さっていると感じたため急遽採用した。そのため、調整はベストなものではないと思う。冷凍パンチのない意地メタグロス起点にして裏のロトムやカプ・レヒレごと倒したり、テッカグヤ、襷ランドロス、ナットレイなどを起点にしたりできる。しかし、テッカグヤは想像以上に目覚めるパワー氷を持っていたりグロス軸にも選出できなかったりスカーフじゃないせいでポリゴンZが死ぬほど重くなったりして思っていたより活躍させることができなかった。また、急遽使い始めたためプレミを連発したのでスカーフのほうが良かったのかもしれない。
カビゴン@ノーマルZ
性格:いじっぱり
特性:厚い脂肪
実数値:236(4)-178(252↑)-108(180)- × -139(68)-51(4)
技構成:じばく じしん 炎のパンチ あくび
調整はこちらの記事を参考にした。
モロバレルとの同速を避けるためSに4振った。リザードン、虫Z以外のウルガモスのストッパーになれたり、ナットドラン、バレルドラン等のタイプ受けサイクルを崩すことができる。初手で出すとノーマルZはケアされることが多かったが、数的有利を取った後の打ち合い性能は素晴らしかった。Z透かしを極力回避できるように欠伸を採用している。
【選出】
vs
→ or
瞑想カプ・コケコや襷ゲッコウガが増えていたので終盤はメタグロスを出していた。ヒートロトムを出す場合は目覚めるパワー氷+ホノオZで腕白HBDカバルドンを落とせるのでそれを意識して立ち回る。
vs
→ or
メタグロスを出されることがとても多かったのでリザードンを切り気味に選出していた。カプ・レヒレ+カビゴンと選出すると両リザに対応できるがミミッキュやキノガッサにボコボコにされるのであまり出せなかった。
vs
→ or
次のように相手の型を一点読みして行動していた。メタグロスはいじっぱりASベースでアイアンヘッド、思念の頭突き、アームハンマー、じしん、バレットパンチのうちから5つ。ヒートロトムはHCベースのホノオZで技構成はオーバーヒート、ボルトチェンジ、目覚めるパワー氷、どくどく。ゲッコウガは命の球を持っていて技構成は悪の波動、冷凍ビーム、草結び、水手裏剣。ミミッキュは襷剣舞。先にヤンキープレイを通したほうが勝ちがち。
vs
→
初手のゲッコウガには水技を打つ。
vs
→@1
襷ランド展開は身代わりランドで荒らしてミミッキュで〆
vs
→
vs雨
→+or
カプ・レヒレはメガラグラージの地震を2発受からないので注意。
vs
→@1
メタグロスに物理受けを投げられ、カプ・レヒレに対してオニゴーリを投げてくるサイクルになりがちなので物理受けにハイドロポンプを打って出てくるオニゴーリを大きく削る。ドロポンの命中不安の他、零度を複数回打たれたり能力上昇次第ではハメられたるするのできつい相手だった。
vs受け回し
→
今期は受けループがとても少なかったのでかなり対策を薄くしたためとてもきつい相手であった。メタグロスで物理受けを釣りまくってヒートロトムで特殊受けにボルチェンしまくるか、カプ・レヒレでトリックを入れる。カビゴンが刺さっている場合はカビゴンを出す。受け系統の構築を使用している人がツイキャスをしている場合は監視してマッチングを回避していた。
【最終結果】
TNアルバ 最終2132 12位
【最後に】
今期は目標としていたレート2100、2100から勝つこと、最終30位以内をすべて達成できてとてもうれしく思っている。第3回ボスラッシュが開催されるか知らないけれど開催されるのであればぜひ参加したい。
ここまで読んでくださってありがとうございました。何か気になることがあればTwitter(@alba_pokemon)まで気軽に聞いてください!